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いぶちちブログ

コードの構成要素

10月12日(月) 晴れ

南澤先生は、指板上の音を暗記してはいないんだそうです。

では、どうやってソロギターをさらりとアドリブで弾くことができるのか?

コードの構成音からイメージして、メロディー近辺の弾いてはいけない押弦個所をイメージできるんだそうです。

私は、ギターのコードを単なるパターンで暗記しているので、各々の構成音をまったく把握していないのです。このため、南澤先生の作戦がまったく使えず、なかなかイメージができなかったのですが、いい本を見つけました。

コードの構成要素_f0045667_18594644.jpg
いちむらまさき さんの
「ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論」
です。

一番の「目から鱗」は、「ローコードのEとAとDの各々の3か所の押弦部分が低音弦から順に5度、8度、3度になっている事。」
これを知るとコードの構成音を覚えるのがとても楽ちん。これには少々驚きました。
他のコードはこれらE,A,Dを指板上でずらして作るという考え方でコードを把握する。

例えば、キーがGの曲で、メロディが1弦の10フレ近辺で動くとき。10フレットセーハのAコードがちょうどGコードとなります。つまり、5弦10フレットがGルートで、12フレットの2弦が3度、3弦が8度、4弦が5度とわかります。
Gルートの移動ドレミで考えると、2弦の13フレットや3弦の11フレットは弾いてOK(3度と4度や8度と7度は半音なので)とわかります。Aコードでは1弦の10フレは5度なので、ここからも1弦の9フレと11フレはNG、とか考えるんですね。

加えて、
「ローコードのGやCやB7はEやAをもとにバレーで指板をスライドさせたGやCを開放弦を活用して変形したものと考えることができる」という説明にも「目から鱗」です。

ローコードのGは3フレバレーのEコードをベースに2,3,4開放弦と5弦の2フレ(3度)を活用する形。
ローコードのCは3フレバレーのAコードをベースに1,3開放弦と2弦の1フレ(8度)を活用する形。
と考える。という事。

これは面白い!

少し南澤先生の思考過程に近づけたような気がしました。


by ibuchichi | 2015-10-12 19:05 | ギター
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