5月3日(土)
朝8:25の高速バスで成田へ向かった。
渋滞も特に無く約50分ほどで空港に到着。
成田でチェックインに時間がかかり、買い物の時間はあまりなし。
サクララウンジにはいる。いぶちち+1名は自由に入れるのだが、あと1人分足りない。1人分は2000マイルを減算してもらう。
成田のラウンジには初めて入ったのだが、かなり豪華であった。しかし、搭乗まで時間があまりなく15分から20分程度しか使用できず。
ベトナム航空の飛行機に乗り込みベトナム(ハノイ)へ。たっぷり5時間30分のフライト。
機内食です。子供用特別メニュー。(あらかじめ申し込みが必要)
魚メニュー。
肉メニュー。
到着が近づくが「入出国カード」が一向に配られない。
そのまま着陸し機外へ。「あれ?入出国カードは???」と思いつつ、バスに乗る。
入国審査のゲート前で「入出国カード」を探す人々。審査待ちの列にならんでいる人を見ると、カードを持っている人と持っていない人がいる。カードを持っている人に聞くと、「後ろの係員からもらったんだけど、すぐに無くなってしまったよ。」との事。空港の係員に聞きに行くと「出入国カードはもうここには無くなってしまった。というわけで気にせずにカード無しで入国審査受付をせよ。」と言っている。
「どこかにあるんじゃないの?」「無くても大丈夫なのか?」
という不安をよそに、他に方法も無いので言われたままパスポートのみで入国手続き。
本当に無事完了。しかし「出国のときに必要なんでは?」との不安はあいかわらず
つきまとう。
同じ便できていたJTBのパックツアーの現地ガイドが「入出国カードを記載していない
で出てきてしまった人がいるのか????」と確認をしていた。
「それはおかしい!出国の際には絶対に必要です。うーん、わかりました。私が皆さんの分をなんとか入手します。」などと言っていたが、JTBのツアー客を連れてどこかへ行ってしまった.....。
我々は航空券を個別に購入してやってきた。旅行代理店のツアーでは無い。
したがって、JTBの現地ガイドは我々の面倒を見る筋合いは全く無いのだが.....。
JTB現地ガイドが残していった言葉で、いぶちちものすごく不安になってきた。(;_;)
「このままベトナムから出られないかも......。」
一方、いぶははは「気にしたってしょうがないじゃないの。係員が「OK」って言ったんだから。大丈夫よきっと。」とかなりノンキ。このあたりの感覚は圧倒されてしまう。
「念には念を」と思い、いぶちち、空港の係員に改めて「入出国カードが無く記載提出せずに入国してしまたのだが?」と確認。
係員は我々のパスポートに入国許可スタンプが押されているのをみて「OK。大丈夫!」
と言われた。少し安心。でもまだ少し不安。
空港からホテルへの移動は、ホテル側にアレンジしてもらったタクシーが到着ロビーに迎えに来ることになっている。
しかぁーし!到着ロビーで待っていても一向に迎えに来ない。名前を書いたプラカード
を持って迎えに来ているはずなのだが。
たしかに名前入りのプラカードを持ってお客さんを待ち受ける運転手は沢山いるのだが、我々の名前は無い!
時間にルーズなのかな?それとも渋滞でもして遅れているのかな?などと考えて待つ。
その間、仕方ないので、$200をVNDに両替したりして待つ。
なんやかんやで1時間ほど経つが来ない。
ホテル側で手配をしてくれているはずで宿泊料金に合算されて請求されるはず。
独自にタクシーを拾ってホテルに向かう手もあるが、ホテル側から二重取りされるのも悔しい。行き違いになってしまった場合は、請求されそうな気もするし。
「そうだ!さた研さんに連絡して相談してみよう。」って言っても電話のかけ方すらわからない。国際対応の携帯電話を持っているわけでもない。公衆電話しかない。
クレジットカードで話せる公衆電話があれば大丈夫なはず。
公衆電話の場所を旅行案内所の女性に聞いてかけに行く。目の前の白いブースを指差して教えてくれた。
「おお、あったあった。で、クレジットカードで使えるかな?」と公衆電話を見てみると、専用のプリペイドカードが必要なことが判明。今度は、プリペイドカードをどこで買えるか再度先ほどの案内所の女性に教えてもらう。
携帯電話のSIMカードの販売店舗を紹介されたのでそこで聞いてみると、
SIMカード対応の携帯電話はもっているのか?と聞かれ....。「No」と答えると。
「なにぃ?それじゃだめだ。」と言われてしまう。(たぶんそう言われたと思う。)
「公衆電話用のプリペイドカードはどこで買えるのか?」と聞いてみると「新聞なんかを売っているところにある。」といわれ、再び店探し。
空港内をいぶきをつれてウロウロウロウロ。
いぶきは、空港についたとたん、ランニングシャツ1枚になってしまいました。さすがに気温・湿度が高い。
新聞を売っている売店を見つけたので店員に聞くとようやくプリペイドカードを販売している店を教えてくれた。ノイバイ空港の端から端まで探し回ってしまった。
この店で購入。(写真では暗くて見えにくいですが、右端に一人若者(男)が立っています。実はある目的を持って立っていたのでした。)
いくら分のカードを買えばよいのかサッパリわからないので、差し出された100000VNDのカードを購入。先ほど両替したばかりのVNDで支払い。このカード1枚でどの程度電話できるのかも不明だがまあしかたない。
(ベトナムの田植えの写真が印刷されています。裏にはICチップがついています。)
100000VNDのカードを持って先ほどの公衆電話へ。今度は使い方がわからない。受話器をとってもダイヤルトーンが聞こえない。カードをさしても聞こえない。???
液晶画面になにも表示されない。
おかしいな?と思っていると、ベトナム人の若者がジェスチャーにて「それは壊れているので使えないよ。」と教えてくれる。「上の階に行け」と。(実は後で写真を整理していて判明したのですが、カード販売店の写真の右端に写っている若者だったのでした。どうやら公衆電話用カードを購入した外国人の後をつけてくるみたいです。)
いぶきをつれて上の階にゆく。公衆電話を発見したので、そこで再度チャレンジ。今度の公衆電話は液晶になにやらちゃんと表示がされている。ところがダイヤルトーンは相変わらずでない。カードの挿し方がわるいのか?と思い色々とやってみるがダメ。
すると、後ろに先ほどのベトナム人の若者がまた来ていて「それもダメだからついて来い。」と。
「怪しさ一杯」だがとりあえずついてゆくことにする。
おかしなところに連れて行かれるのか?とも思いながらついてゆく。大勢の人ごみをかき分けてどんどん進んでゆく。いぶきも「怪しいなぁ。」と感じているらしく足取りが重い。「父ちゃんついてって本当に大丈夫?」って感じ。遅れがちないぶきの手をとり、様子をうかがいながらついてゆく。結局空港の一番反対側の端っこの公衆電話に連れて行ってくれた。それは液晶表示もされていて、受話器を上げるとすぐにダイヤルトーンが聞こえるではないか!!!
カードをさすと電話番号の入力待ち状態になった。さた研さんの電話番号を入力すると難なくつながった。
「よかった!」
車が迎えに来ない事を説明し、ホテルに確認してもらうことに。「公衆電話なので、10分後にまたこちらからかけなおします。」ということで一旦切断。これで、とりあえず状況がわかるだろう。
先ほどのベトナム人の若者が近づいてきて、英語で「どこへ行きたいのか?」と聞いてくる。なるほど、ようするにタクシーの客引きのようである。
「ありがとうでも今の電話で車の手配は完了した。」と伝えると(本当に正しく伝わったかは?だが)「わかった」という顔をしてそれ以上は付きまとわなかった。いろいろと世話してくれたのでにっこり笑いながら「ありがとう。」と言うと向こうもにっこりと笑顔を返してきた。
この間一人荷物を見ていたいぶははのところに戻り、状況を伝えた。
10分後に再度公衆電話からさた研さんのところに電話。「ホテル側がうっかりしていたらしい。すっかり忘れていたそうだ。ホテル側には厳しくクレームしておく。いぶ家はタクシーを捕まえてとりあえずホテルまで来てください。ノイバイタクシーが良いと思う。おそらくこれから空港をでれば40分程度でホテルに到着するだろう。ロビーで待っている。」とタクシーの捕まえ方等の段取りもおしえてくれた。
ふたたびいぶははの所に戻って状況を伝えてタクシーをつかまえることに。
15:40頃。
予定より1時間遅れで空港からタクシーで出発!
ベトナムっぽい風景の中をクラクションを鳴らしながらタクシーは疾走する。
エアコンもちゃんと効いている。なかなか快適。
高速道路沿いには日本企業の看板が立ち並び、車も、ホンダ、トヨタ、バイクもホンダ、ヤマハが目に付く。
高速道路ですが、こんなものも走って(歩いて?)ました。
バイクの後ろにいるのが水牛!
高速道路を降りて街中を走る。左に見えるのは高層のホテルかマンション。
右側が一般の住宅。道路沿いの家々は3階建てや4階建てが多い。
ベトナムでは土地の所有権は国民には無い。すべて国から使用権を認めてもらい、その土地に家を建てる。家には所有権があるとのこと。道路沿いの家は一律間口4mと定められているらしい。道路沿いでは大体1階を店舗にする。住居空間は2階以上になる。したがって、おおむね3階建てか4階建てのペンシルハウスになる。
道は狭い。ハノイのバスとすれ違った。こすりそうなのだが結構なスピードで走り続ける。
ベトナム時間で16:30頃。
予定通り40分ほどでSomerset West Lakeに到着!ロビーにはさた研一家がお出迎えにきてくれてました。(^^)/
Somerset West Lakeは思ったより綺麗で立派な建物です。内装も綺麗です。部屋も広く豪華です。部屋に荷物を置きます。さた研一家も手伝ってくれました。
3階です。窓から外を眺めると眼前には西湖が広がります。
下にチラッと見えるのはSomerset West Lakeのプール。
荷物を簡単に整理した後に、さた研さんの住居へ。同じ建物の4階にあります。
さた研さんからの頼まれ物と日本からのお土産を持ってゆきます。
広々としたリビング。
窓の外にはこれまた広いバルコニーがあります。
姫の部屋は全面ガラスで素晴らしいLake View。
「すごい、すごい」と広々とした部屋を見せてもらって感動しきりのいぶ家。
お茶とお菓子を頂きながら夕食のお店を決めました。
QUAN COM PHOというベトナム料理の店に決定。
お店までタクシーで移動。
ハノイの信号の多くには「信号が青に変わるまでの秒数」が表示されています。大阪の信号機に近いです。そして青になると同時にいっせいにオートバイが発進します。
QUAN COM PHOに到着!
料理のオーダーはさた研さんにお任せ。メニューを見ても何がなんだかサッパリわからないので......。
”BIA SAIGON SPECIAL”でかんぱーい。
揚げ春巻きやカボチャのつるの炒め物などなど、おもわず写真を撮り忘れてしまいました。
食べかけの野菜の炒め物。
これも食べかけの料理。
アサリの酒蒸し炒めみたいなもの。
食後は、歩いて、"Somerset Grand Tower"というホテルへ。
ホテルからタクシーに乗って帰ろう作戦です。
"Somerset Grand Tower"1階にあるCitimartスーパーマーケット。
タクシーでホテルに戻って、子ども達とオヤジはプールに。
いぶははは洗濯のやり方を美香さんに教えてもらう。
その後、ベトナム時間で夜中の12時半まで大人は飲み会。いぶ家の388号室にて。
これはさた研さんが買っておいてくれた高級ワイン。
歓迎飲み会終了後、388号室を写真撮影しときました。
リビングの様子。広いです。
広々としたキッチンもついています。
サービスアパートメントというタイプです。海外出張者向けの長期滞在対応になっているわけです。
レンジや冷蔵庫も備え付けられています。
他に洗濯機や乾燥機も備え付け。
洗面室とトイレ。綺麗です。
シャワー室が併設されています。
この他に、ベッドルームが2部屋、トイレ付きバスルームがさらに一部屋。
税金・サービス料・朝食バイキング料金込み込みで2泊 $386.90です。